WHAT'S NEW
2024.9/27 フォトエッセイ集『我がシゴト、ツリーハウスビルダー』 (かもがわ出版)を全国発売!
昨年2月のケガ(神戸灘ツアーからの六本木ライブカラオケで吉川晃司を歌唱中にアキレス腱断裂!?)がきっかけになり文筆業に初挑戦。約1年半かけてボールペンで執筆(原稿用紙約500枚?)、北は八戸をはじめ秋田由利本荘から関東は坂東、西は神戸、京都、大津と写真撮影してまとめた作品集が遂に完成しました。
担当してくれた「かもがわ出版」の編集者・天野みかさんとブックデザイン・伊勢功治さん、カメラマン・尾島敦、川口明夫、ツリーハウスを製作した各認定こども園の皆さん、モデル・大久保愛さんをはじめ無理を押して協力してくれたたくさんの方々の苦労と想いが詰まってます。加えて、少年時代(今も少年ですが)からずっと憧れていた仮面ライダー1号本郷猛事、武道家&俳優・藤岡弘、さんから藤岡流の素晴らしい帯文を頂戴し本の価値を格段に上げて頂き身に余る光栄〜人生の宝です。
作家の弟・木村友祐も兄弟船の様な泣かせるあとがきを書いて花を添えてくれた。ミラクルは起きた。いや起こしたのか。とにかく手に取って読んで欲しいです。
これが終わりではなくて始まりなんです。

About
コロナ禍の影響により最近は世界的にキャンプやグランピングをはじめとするアウトドアブームです。リモートでの仕事が可能な都会人の地方への移住も盛んになっております。自然回帰のライフスタイルが徐々に世の中に定着しつつあります。
ブームの中で、誰しも一度は憧れるのがツリーハウスという夢の秘密基地です。
そのツリーハウスを約20年に渡り、数多く手掛けてきたのが、オブジェ工場SLOW BASE 代表 木村 勝一です。
工房のある青森県八戸市の裏山にツリーハウス10棟を建てた後は、プロのツリーハウスビルダーとして東北〜関東〜九州と日本中のあちこちから依頼を受け、個性的なツリーハウスを建ててきました。
木村のツリーハウス作りはユニークであり、何より人と自然との共生にこだわっております。
日本でプロのツリーハウスビルダーと言える人は数少ないのですが、大抵は木に直接、ボルトを打ち込むか、木を挟み込むことで、デッキを作り、その上に建物の台座を乗せてツリーハウスを制作しております。


<ツリーハウスでグッドデザイン賞!!>
この工法の代表的なツリーハウスが千葉県市原市「ぞうの国」にあります。ぞうが日本一たくさんいる事で全国的に有名で『星になった少年』という映画の舞台にもなった大規模な動物園です。




<ツリーハウスは彫刻である>
木村勝一は鉄と木の彫刻家として日本中で精力的に活躍しておりますが、恐らく、今、日本一のツリーハウスビルダーと呼んで良いかも知れません。
木村云わく「己の手から出たモノは全て彫刻作品。愛と笑顔と感動の彫刻が作りたい!!」

虎舞水飲み場「舞☆オブ・ザ・タイガー」
八戸ポータルミュージアム・はっち 収蔵

Concept
オブジェ工場SLOW BASEは謂わゆる工務店ではありません。一般的に建物は図面をもとに作られていきます。図面には、すべてに寸法が記されていますが、オブジェ工場SLOW BASEは工務店ではないので、基本的に図面もありません。図面の代わりにあるものはイメージ画です。
わたくし木村勝一が自ら手書きで描いたイメージ画一枚で作業をしていきます。

ツリーハウスを製作する際に土台となる『木(き)』を想像してみてください。どんな木もまっすぐな直線で生えているものは一つとしてありません。そして途中には長い、短いの枝がいくつも生えています。その土台となる『木(き)』にツリーハウスを作るときに定規で引いた線の通りに作ることができるでしょうか。
どのように作るかというと常に現場合わせてです。そのサイズに合わせてすべてを組み合わせていきます。高さや面積もその土台となる『木(き)』にあわせながら、適したものになるように作っていくことになるのです。
だからこそ、イメージと現場合わせというのが鍵となるわけです。
イメージを描き出すためには、もちろんクライアント様の思い描くイメージが第一になります。そのための打ち合わせにも時間を費やします。
そして頭に描いた夢をきちんと形にしていきたいと思います。







